芦屋市内の3つの小学校で、ソーシャルメディア(SNS)の使い方講座を実施しました。この講座の発案者は、SNSの適切な使い方を理解していない人々が、他者の夢や命を奪うという現状に深い憤りを感じ、SNSを使用する前にそのリスクと適切な利用方法を伝えることの重要性を強く感じていました。芦屋市青少年課の協力を得て、この講座が実現しました。
講義では、一方的な説明に終始することなく、クイズやディスカッションを取り入れ、子どもたちが自ら考える時間を設けました。また、SNSのリスクを強調するだけでなく、正しい使い方を学ぶことでSNSの楽しさや利点を享受できることも伝えました。SNSを「怖いもの」ではなく、「賢く使えば楽しいもの」として捉えられるように、さまざまな工夫を施しました。
講座終了後、子どもたちの意識に変化が見られました。SNSに対する理解と関心が高まっただけでなく、私たちが想定していた以上に、多様で深い意見が数多く寄せられました。子どもたちの視点から得られた洞察を踏まえ、私たち自身もSNSに関する知識をさらに深めていきたいと考えています。