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キッズスクエア

小学生対象SNS講座

芦屋市内の3つの小学校で、ソーシャルメディア(SNS)の使い方講座を実施しました。この講座の発案者は、SNSの適切な使い方を理解していない人々が、他者の夢や命を奪うという現状に深い憤りを感じ、SNSを使用する前にそのリスクと適切な利用方法を伝えることの重要性を強く感じていました。芦屋市青少年課の協力を得て、この講座が実現しました。

講義では、一方的な説明に終始することなく、クイズやディスカッションを取り入れ、子どもたちが自ら考える時間を設けました。また、SNSのリスクを強調するだけでなく、正しい使い方を学ぶことでSNSの楽しさや利点を享受できることも伝えました。SNSを「怖いもの」ではなく、「賢く使えば楽しいもの」として捉えられるように、さまざまな工夫を施しました。

講座終了後、子どもたちの意識に変化が見られました。SNSに対する理解と関心が高まっただけでなく、私たちが想定していた以上に、多様で深い意見が数多く寄せられました。子どもたちの視点から得られた洞察を踏まえ、私たち自身もSNSに関する知識をさらに深めていきたいと考えています。

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キッズスクエア 茶育プロジェクト

茶文化体験イベント

急須でお茶を入れるプロセスは心の保養になる

前回の「茶育」で、茶道に興味を持った児童が多かったことから、茶文化体験イベントを実施しました。日本茶の歴史や礼儀作法、正しいお茶の淹れ方について、小笠原流煎茶道の小笠原先生を講師としてお招きしました。

実施にあたっては、芦屋市教育委員会青少年育成課や小笠原先生、そして茶器具を貸し出していただいた甲南小学校に協力頂きました。

今回の茶道体験は、事前に申込書の付いたチラシを配布し、アレルギーの確認も行い、予約制で20名の小学生が参加しました。お茶を淹れる際は、2人1組の小グループで行い、すべての参加者が実際にお茶を淹れられる形式にしました。安全面にも考慮し、ボランティア委員や芦屋市職員の方々、計9名がサポートに入り、常に子どもたちに細心の注意を払いました。

体験的に日本文化について学べる機会は多くありません。近年では、共働き家庭や外食、核家族化の増加により家庭で食育が行われにくい状況になっているといわれています。このような現状において、学校は食育を促進するよう求められてきましたが、教員の多忙化や設備の不足、費用面の問題等から体験的に、且つ外部の講師を招き実施することは困難です。その中で、本校ボランティア委員会が主体となり学校側の負担を最小限にして実施できる体制を構築することは、非常に意義があることだと改めて感じました。

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茶育プロジェクト

茶育プロジェクト

茶育プロジェクト日本茶文化の理解を深めるために

芦屋の小学生が日本文化への理解と関心を深めることを目標に掲げ、活動しています。日本伝統文化である茶文化について対話型かつ実験型、実践型の授業で生徒の興味関心・学習意欲を高める授業を行っています。

企画背景

グローバル化が急速に進む現代では、文化交流の中で母国の文化紹介をすることが多く求められるようになりました。そのため、日本文化への理解を深めることが喫緊の課題となっています。私立小学校では外部から講師を呼び、文化理解を深める機会が提供されることがある反面、公立の学校ではそのような機会は非常に少ないです。そのため、総合芸術である日本伝統文化の茶道及び日本茶文化を中心に、公立小学校で日本伝統文化教育を充実させるための一環としてこのプロジェクトを企画しました。

茶育プロジェクトとは?

岩園小学校・朝日ヶ丘小学校・山手小学校の3校で茶に関する基礎知識や興味を持ってもらうための授業を実施しています。さらに、礼儀作法やその文化について学べる機会も提供しています。日本文化教育では、日本文化が過去のものと捉えられ、自身とのつながりが見いだせず、学生が日本文化に興味を持ちにくい現状があります。そこで、急須で淹れる日本茶文化など、生徒とのつながりやその重要性、ペットボトル茶と急須茶の違いなどを、対話型かつ実験型の授業で伝え、生徒の興味関心と学習意欲を高めることを心がけています。第2回目の講座では農林水産省からいただいた急須を活用し、芦屋市内の茶業者の協力のもと、プロから煎茶道をはじめとする日本茶文化について学べる授業を実施します。

今後の展望

今後は茶文化だけでなく花道等の他の日本文化に加え、日本の風習や年中行事への理解を深めるような学習プログラムの構築を目指しています。これらを市内の3校の小学校だけでなく、今後広く普及することで、近年衰退する様々な日本文化の持続化にも寄与できると考えています。

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キッズスクエア

防災講座を開催しました

岩園小学校(7月21日開催) 12名参加

朝日丘小学校(7月24日開催)14名参加

山手小学校(7月25日開催)7名参加

にて、防災講座を開催しました。

来たる南海トラフ巨大地震に備えて

 昨年度よりも多くの子どもたちが参加してくれました。

 防災講座では、日本での地震の発生状況などを確認し、防災の大切さを確認したあと、来たる南海トラフ巨大地震に向け、地震発生時にどのような行動をしたらいいのか?災害時に役立つ身近な道具で作る担架や骨折時の応急手当てなどを学びました。

 その後、「風評被害」についての寸劇を見て、正しい情報を取得することの大切さを学びました。最後に芦屋市からご提供いただいた「防災ボトル」を用い、防災ボトルを用意することの利点を学び、何を入れておくべきか皆で考えました。子どもたちは、積極的に講座に参加し、たくさんの質問が出ました。

ご協力いただきました芦屋市教育委員会、その他関係者の皆様に感謝申し上げます。

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キッズスクエア

防災講座

7月21日 朝日丘小学校(12名参加)
7月22日 岩園小学校 (6名参加)
7月25日 山手小学校 (11名参加)

にて防災講座を開催しました。

安全のための学びを

芦屋市内の小学校で防災講座を行いました。日本で過去に起きた地震の話や日本には大きな地震が多い話をした後、皆で芦屋市のハザードマップを見て避難ビル等を確認しました。毛布と棒で担架を作ったり、防災クイズをしたり、芦屋市からいただいた防災ボトルに何を入れたらいいかなどのワークショップを行いました。小学生は積極的に挙手をし、さまざまなアイデアを出してくれました。

ご協力いただいた芦屋市教育委員会様、各関係者の方々ありがとうございました。