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キッズスクエア 茶育プロジェクト

茶文化体験イベント

急須でお茶を入れるプロセスは心の保養になる

前回の「茶育」で、茶道に興味を持った児童が多かったことから、茶文化体験イベントを実施しました。日本茶の歴史や礼儀作法、正しいお茶の淹れ方について、小笠原流煎茶道の小笠原先生を講師としてお招きしました。

実施にあたっては、芦屋市教育委員会青少年育成課や小笠原先生、そして茶器具を貸し出していただいた甲南小学校に協力頂きました。

今回の茶道体験は、事前に申込書の付いたチラシを配布し、アレルギーの確認も行い、予約制で20名の小学生が参加しました。お茶を淹れる際は、2人1組の小グループで行い、すべての参加者が実際にお茶を淹れられる形式にしました。安全面にも考慮し、ボランティア委員や芦屋市職員の方々、計9名がサポートに入り、常に子どもたちに細心の注意を払いました。

体験的に日本文化について学べる機会は多くありません。近年では、共働き家庭や外食、核家族化の増加により家庭で食育が行われにくい状況になっているといわれています。このような現状において、学校は食育を促進するよう求められてきましたが、教員の多忙化や設備の不足、費用面の問題等から体験的に、且つ外部の講師を招き実施することは困難です。その中で、本校ボランティア委員会が主体となり学校側の負担を最小限にして実施できる体制を構築することは、非常に意義があることだと改めて感じました。